4‐2 市民型選挙の行動3原則

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4‐2 市民型選挙の行動3原則

 88年に出会った上野千鶴子さんの『女遊び』。冒頭から読むとヒトマエではとてもひらけない(と思う)ヒトがいるかもしれない本ですが、後半には「女性学」「組織論」「おんなの運動論」が明解に書いてあり、わたしは強く共感しました。なかにこんな一節があります。
 「日本の反体制運動の中には、ネットワーク型運動の先例がある。60年代に広がったベ平連の運動である。ベ平連の運動はそれ以前に1960年の三井・三池闘争の中で谷川雁さんたちがになった「大正行動隊」の行動原則にお手本を持っている。
その行動3原則は、
 ①やりたい者がやる、やりたくない者はやらない。
 ②やりたい者はやりたくない者を強制しない。
 ③やりたくない者はやりたい者の足をひっぱらない。
 という簡単なものである。言ってしまうと簡単なようだが、よく考えぬかれている。」 この行動3原則を、そのまま現場でカタチにしたものが市民型選挙です。
 これを「選挙3原則」と大きく書いてカベにはれば、あなたのまちで選挙の歴史と常識をぬりかえる、アッとおどろく画期的な市民型選挙が実現できます。 
 ①に行動をつけくわえるなら、「やりたい人がやりたいことをする。やりたくないことはやらない」です。「やりたくないこと」はとってもカンタン。「いままでの選挙のここがイヤ!」と思うことを、ぜんぶやらなきゃいいんです。
 市民型選挙は、一票から積みあげる、たし算、かけ算の選挙です。「やりたいこと」は、チエと工夫で実行に移しましょう。選挙に正解はありません。

《参考文献》
『女遊び』上野千鶴子著、学陽書房
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