2007年 02月 23日 ( 1 )

2002年発行『市民派議員になるための本~立候補から再選まで』
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7‐3 仲間とどうつきあうか?

 いままでの市民運動と、政治活動や選挙運動は、ベツものと分けて考え、いっしょにやってきた仲間や友人にもそのことを伝えましょう。その意味でも、政治活動をすることを明確にしたネットワークを立ちあげるのがよいでしょう。のちに政治団体届けをすることも考慮し、「○○と◇◇市を考えるネットワーク」のような、候補者の名前を入れ、政治団体であることがわかるようなネーミングを考えてみてください。
 政治活動のスタートの時点で、あつまった仲間で4-2の「行動3原則」を合意しておくと、さきの運動がしやすくなります。運動をすすめていくと仲間同士でもなんらかの対立はかならずあります。選挙は市民運動よりかかわりが深いので、それぞれのやりかたの好みや、思いのちがいが鮮明になります。市民運動をいっしょにやってきても、ホンネで話したこともない仲間もあります。このとき、ホンネでぶつかりあうことを避けても、さきにいっておなじ問題がもっと大きいカタチで噴出します。
「気づいたときに話しあう」が原則です。「やりたい人がやる」は問題ないのですが、「やりたくない人がやりたい人の足をひっぱる」ことが往々にしてあります。そのことを問題点と自覚して話しあう場が必要でしょう。このとき、立候補予定者は、自分もこれだけガンバッテいるのだから相手も、と思わないこと。やりたくてもできない事情があって、結果的にさきに行く人たちの足をひっぱることもあります。
 走るのがはやい人も、ゆっくり歩く人も、どの人も気持ちよく参加できるように配慮するのは、やはり候補者の役目です。たったひとりで選挙に出る決心したことを思いだせば、仲間は来てくれるだけでありがたいものです。選挙は「みんないっしょ」ではありません。それぞれちがう役割を自発的ににない、どの人がいなくても運動はありえなかったと、当選したときに気づくでしょう。候補者はやはり候補者で、タダの市民とおなじではありません。候補者がケンキョであること、ひとりひとりに感謝のきもちを持ち、「ありがとう」とねぎらいの言葉をこまめにかけることが候補者への信頼と求心力になります。
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