2007年 04月 09日 ( 1 )

2002年発行『市民派議員になるための本~立候補から再選まで』
第9章 仲間をどうつくるか?

9‐1 信頼できる核はあるか?

 選挙をするときに、必要なものはなんでしょう?
 市民型選挙で必要なものは、「候補者、仲間、市民」です。この章では、仲間をどのようにつくっていったらよいのかを、考えてみましょう。
 すでに「政治を変えたいね」と話しあっている数人の仲間がいて、そのなかのだれかが候補者にきまっている場合もあるでしょう。候補者が決まっているとすると、つぎに必要なのは核になる仲間、候補者といっしょにホンキで選挙をになう人です。市民型選挙をしたい人から「おカネはいくらぐらいで、何人いればできますか?」という質問をよく受けます。「わかりません」と答えるのがほんとうなのでしょうが、経験的に「ホンキの5人と30万円」と答えています。
 核になる人の第1の条件は、とにかく候補者自身がなんでも話せて信頼できることです。かならずしもいままで市民運動をやってきた人でなくてもよいでしょう。市民運動は好きじゃないけれど選挙ならやりたいという人もいますし、選挙だけはキライという人もいます。政治を変えたいという仲間たちと、新たな運動をつくっていくのが市民型選挙です。 核になる人は、候補者の意中の人がいれば、その人にお願いするのが最善です。ここは他人の評価ではなく、候補者自身の直観を信じましょう。
「仲間のなかからえらばねば」と話しあって決めると、候補者がニガテだと感じている人が選ばれたりします。ことわると気まずい関係になるし、譲歩すると最後まで苦しい選挙になるでしょう。あわない人とはぶつかり続け、候補者のストレスとなり、途中で決裂ということもあります。
 核になる人がすぐ見つからない場合は、役割を固定せずに、いっしょにやっていくなかで、この人ならという人を見つけましょう。
 核になる人の資質と条件は、「候補者を支えることができる」「仲間から信頼される」「時間が自由になる」「調整能力がある」「ものごとに動じない、かつ柔軟な判断ができる」「ネガティブな発想、発言をしない」などです。
 この条件をすべてクリアしていなくてもよいのですが、まったくこの条件にあわない人は避けたほうがよいでしょう。よく読むと、候補者に必要な資質と共通します。
 運動をになうことができる人は、候補者にもなれるということです。責任者になる人はひとりですが、こういう人が、ほんとうに5人も見つかれば最高です。
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